2022年11月7日月曜日

秋山川の紅葉

 この10日くらいの間に、紅葉がぐっと進んだ気がする。

紅葉については、一般的に寒暖差が大きいと鮮やかになると言われている。秋山でも、周囲の山の尾根筋などではくすんだ色に見えるが、秋山川沿いを車で走ると綺麗なポイントが確かに続いている。それも途中の藤野の山道などより、秋山集落になると鮮やかに見えるのは何故だろう。

以前、山釣りをしていたころ2000mの大井川源流の河原では、8月でも朝は2℃になり霜が降りたことがある。翌日2500mの尾根筋で野営したときは10℃を越えていて暖かく不思議な感じがした。放射冷却の冷気はより低いところに流れて滞留すると言うことなのかもしれない。

紅葉、黄葉いろいろあっていつも不思議を感じている。若い木より老木の方が一般的に鮮やかにみえるが、アカシデなどは幼木の方が鮮紅色になる場合がある。ケヤキは枯葉色(茶)から黄葉、紅葉と個性が強い。ブナの紅葉はよく見れば枯葉なのだが遠くからだと錆色で本当に鮮やかに見える。一方で、カバノキ科の多くやヤナギの仲間は、みじめなくすんだ枯葉を散らすだけの木もある。

秋の楽しみは平地部、都会に移動してフィナーレを迎える。




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