樹げむ庵で初めて、ササバギンランを見つけた。2株。
忽然と現れたような・・。
これでキンラン、ギンラン、ササバギンランと3種揃った。あと、キンランの変種であるツクバキンラン(写真)も毎年1株顔を見せてくれる。今年は、キンギンはまだ小さく咲いていない。
このランの仲間は、毎年気分次第で姿を見せたり見せなかったりする。まるで猫のようだ。
樹げむ庵で初めて、ササバギンランを見つけた。2株。
忽然と現れたような・・。
これでキンラン、ギンラン、ササバギンランと3種揃った。あと、キンランの変種であるツクバキンラン(写真)も毎年1株顔を見せてくれる。今年は、キンギンはまだ小さく咲いていない。
このランの仲間は、毎年気分次第で姿を見せたり見せなかったりする。まるで猫のようだ。
最近、近くの林道を歩いていて思うのは、ヤマユリをほとんど目にしなくなったこと。10年前、樹げむ庵ができたころは林道の法面に点々と咲いていた。近年、春の伸び盛りの芽はシカに食われ、冬の球根はイノシシに食べられ、踏んだり蹴ったりだ。シカの食害では球根は残るので、翌年小さくなって再発芽する。イノシシは鋭い嗅覚で掘り当てて球根を食べてしまう、が急な法面にある球根はとどかなければ生き残れる。両方がやって来ると残らず餌になってしまう。
多分、他の野草も推して測るべしなのだろう。いろいろな野草を林道筋で最近見なくなったような気がする。昔はあったが既に無くなった種類もきっとあるのだと思う。南アルプスのお花畑が壊滅した、とか話は聞くが、もっと身近なところの野草がいつの間にかなくなっている気がする。
樹げむ庵の敷地内では、この1年近くシカとイノシシの侵入をなんとか防いできたつもり。一度でも入られると特定の野草が見えなくなる。近くの沢の崩れそうな崖っぷちに数株あったシロバナエンレイソウは、シカもイノシシも近付けないがゆえに残っていたのだろう。繁殖用の畑でシカに葉だけ食べられる失敗もあったが、今は殖えてきている。
近所から頂いたり、自然に出てきたり、退避してきたり、殖やしたりで樹げむ庵内が野草園ぽくなってきた。楽しみでもある。
畑の日照時間が秋の彼岸を過ぎると極端に短くなる。冬は10時~1時の3時間程度だろうか。なので冬野菜は諦めている。以前、タマネギの苗を秋に植えたが、冬の霜柱で全て浮き上がり全滅だった。いままでに越冬できた野菜はニンニク、ワケギ、イチゴだけ。ニンニクは今年も植えている。が、シカが侵入すると地上部を全部食べてしまうので、結局ダメになる。
今年、楽しませてくれた野菜の収穫、店じまいの時期になった。本来ならサトイモ、サツマイモで芋煮パーティができるのだが、イノ君のおかげで今年は無し。彼の食べ残しであるダイコン、小豆、落花生、コンニャクを収穫している。
コンニャクは巨大な芋が2個採れた。大きい方でコンニャクを作り、もう一つは、来年花を咲かせてみようかと目論んでいる。どうなるのか楽しみだ。
この10日くらいの間に、紅葉がぐっと進んだ気がする。
紅葉については、一般的に寒暖差が大きいと鮮やかになると言われている。秋山でも、周囲の山の尾根筋などではくすんだ色に見えるが、秋山川沿いを車で走ると綺麗なポイントが確かに続いている。それも途中の藤野の山道などより、秋山集落になると鮮やかに見えるのは何故だろう。
以前、山釣りをしていたころ2000mの大井川源流の河原では、8月でも朝は2℃になり霜が降りたことがある。翌日2500mの尾根筋で野営したときは10℃を越えていて暖かく不思議な感じがした。放射冷却の冷気はより低いところに流れて滞留すると言うことなのかもしれない。
紅葉、黄葉いろいろあっていつも不思議を感じている。若い木より老木の方が一般的に鮮やかにみえるが、アカシデなどは幼木の方が鮮紅色になる場合がある。ケヤキは枯葉色(茶)から黄葉、紅葉と個性が強い。ブナの紅葉はよく見れば枯葉なのだが遠くからだと錆色で本当に鮮やかに見える。一方で、カバノキ科の多くやヤナギの仲間は、みじめなくすんだ枯葉を散らすだけの木もある。
秋の楽しみは平地部、都会に移動してフィナーレを迎える。
9月の声を聞くと、何やら涼しい日が多くなってきた。
四季を月別に区分けすると、9月、10月、11月が秋になるような気がする。24節気では8月初旬に立秋があるけれど、実際には、まだちょっと早いかな。気象庁も9月から秋としているようなことを聞いたことがある。
樹げむ庵の畑の上を飛ぶ赤トンボも増えてきた。