2022年8月11日木曜日

イノシシがやってきた

 今日は雨が降っているので、最近の樹げむ庵での事件を紹介します。

 8月に入り、仲間の山歩会合宿の準備で小屋にやって来て、なんとなく畑を見下ろしていてビックリ仰天。サトイモが無くなっている⁈ それにトウモロコシも半分以上がなぎ倒されています。イノシシであることを直感し、気分的にかなり打ちのめされました。



 昨年来、山のイノシシに豚コレラが流行っているということで、イノシシ被害がありませんでした。苗圃や畑の獣害対策としては、シカに絞って対策をしてきました。絞ったと言っても何度も隙を突かれて侵入を許してきましたが、最近、やっと被害が減ってきて安堵しているところでした。

シカ対策とイノシシ対策はある意味まったく逆で、シカなら、フェンスの飛び越えをいかに防ぐかがポイントになりますが、イノシシはフェンスの潜り抜けをいかに防ぐかです。その意味でまったく無防備だったといえます。そしてこれからは、かつてのようにその両方に向けた対策に頭を悩まさねばならないくなることに、先々の無力感を感じた次第です。

 今回のイノシシは、姿を見ていませんが多分子どもか若いイノシシだろうと思えます。つまり収穫時期とは関係なく、口に入るものを何でも食べて行ったようです。トウモロコシはまだまだヤングコーンだし、サトイモも芋ができていたのかどうか。大人のイノシシは本当に収穫期になると確実にやって来て食べて行ったものです。憎たらしいけどその知恵には感心しました。

しかし考えてみれば、こんな山中で畑を耕していること自体が、山の動物のための食堂を営んでいるみたいなもの。ハクビシンやサルの被害が未だ無いことが多少はラッキーなのかな。さて、気を取り直してフェンスの強化をしないと。

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