2022年8月21日日曜日

イノシシ対策

 まったく癪に障ることに、その後イノシシ君は頻繁にやって来ているようだ。自分の食堂だと思っている。まだ子どものようで、畑の作物を試し食いしているのが分かる。サトイモは一気に完食したが、落花生は半分ほど掘り上げ根っこを食べ、膨らみ始めた実はそのまま、小豆も半分ほどの株の根っこを食べている。親がいないので、何が食べられ、美味しいか自分で勉強中なのだろう。すぐ横のコンニャクには一切アンタッチャブルなのが不思議だ。これは本能なのだろうか。

先日、日曜日に猟友会が近くで鉄砲を撃っていた。樹げむ庵の横を猟犬が吠えながら走り去った。ターゲットが、この畑の常連ウリ坊であることを祈る。もう来ないでほしい。

 畑を始めたころは、農業雑誌を見て、遮光ネットをフェンスにすると効果があると知り、畑の周りを1mの高さで、遮光ネット2つ折りのフェンスで囲った(写真)。野生動物は用心深く、見えないところには足を踏み入れないとされていた。このフェンスは確かに効果的だった。樹げむ庵の敷地内はシカもイノシシも自由に出入りしていたが、畑が荒らされたことは7年間1度も無かった。8年目に遮光ネットが劣化してボロボロになってきたので取り外したとたんに、シカ、イノシシの好き放題になってしまった。しかし、畑一周の遮光ネットは膨大なプラゴミになると分かり、再度同じフェンス張をためらっていた。

結局、現在は漁網ネットリサイクル品で高さ2mのフェンスにしている。高さ1m程度ではシカが簡単に飛び越えてしまう。 昨年は、山の豚コレラのおかげでシカさえ防げば大丈夫だった。さてこれからイノシシ対策である。まずフェンスの地際に竹棹を2本張巡らして、下を潜れないようにしてみた。どうだろうか? 大人のイノシシが来たら簡単に突破しそうな気もする。 

10年前の畑
昨年のシカ除けフェンス
 
ネット裾の竹竿


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